測量・調査
測量とは、土地を測り、地球表面上の点の位置関係を決めるための技術・作業です。
不動産の価値を測るためには、正確な測量成果がなければなりません。
1.器械を用い、物の高さ、深さ、長さ、広さ、距離を測り知ること。
2.地球上の各点相互の位置を求め、ある部分の位置、形状、面積を測定し、かつこれらを図示する技術です。
相続した土地の価値を調べ、円満な遺産分割、あるいは不動産譲渡のためには正確・公正な測量を行うためには、十分な知識・技術を持つ測量業者に依頼するのが一般的です。
ムロズサービス司法書士事務所は、土地家屋調査士事務所から始めた事務所ですので、土地家屋調査=測量の技術には自信があります。
土地売買における現況測量及び境界確認代行業務
売買を行う前提として土地の物理的現況を明確にすることは重要です。
面積、土地高低差、現況の状態はもちろん、隣接地からの越境物等を事前に調査し、それを知る事によって売買契約における諸条件を決定する基礎資料とする事ができます。
地形測量
土地の物理的状況を平面的、立体的に図面化することにより、土地利用計画をする為の基礎資料とする事ができます。
官公署資料調査業務
土地の測量等をするに当たっては境界等に対する既存資料と実測した成果との数値的な付け合わせは欠かせません。
各役所備付資料を漏れる事なく調査する事により、境界の確認等を解決する一つの資料として活用する事ができます。
既存資料より図面作成
過去に実測された図面等を利用し測量CAD上で復元をする事ができます。実作業が伴わない為、誤差はありますが簡易的に土地の形状、面積を知る事により土地活用の資料となります。
土地分割案図作成
実測又は机上で作成した区画を何個かに分割し、具体的に分割後の土地の形状(間口、奥行き、面積)を知る事により、将来的な土地利用計画を立てる事ができます。
境界確定
敷地の角にある杭、これが境界の杭なのです。隣地境界の印は杭や鋲によって示されています。この境界を定めるのが境界確定測量です。
境界確定測量は、ただ測量して杭を埋めればよいものではなく、隣地の所有者や利害関係者に立ち会ってもらい承諾を得るが必要があります。
境界確定測量が終了し登記も完了して初めて、隣地や道路との境界線が定まります。隣地や道路との境界線を明確に分けることが境界確定測量の役割です